これは面白い!

へうげもの

この2日間で一気に6巻まで読んでしまいました。
戦国期の超マニアな人とでもいうのでしょうか、古田織部を主人公にした作品。

古田織部といえば織部焼という名前で有名だけど、武士でありながら茶器や侘び寂びにどんどん傾倒していくマニアというか道楽者というかそういう戦国大名の話です。

芸は身を助けるというか、当時、成り上がるにはコレ!と言われた武ではほとんど功を挙げていないにもかかわらず、別のジャンルで出世していく様が面白いです。

古田織部は決して偉人としてではなく、せこい蒐集家な面と、勘違い知ったかぶりな面をも持ち合わせた憎めない男として描かれています。しかし周りを気にせず美を美としてきちんと尊ぶ眼力を持っています。
ちなみにへうげもの(ひょうげもの)とはふざけたヤツという意味があるそうです。

歴史的にはかなり無理のある展開ですが(本能寺の変のあたりはこれはこれで面白い解釈だったけど)、ある程度はふまえています。だが歴史考証なんかより、話として面白いので、気が向いたら読んでみてください。

これは男のマニア心をくすぐる作品です。ちょっとでも物を集めた経験のあるものなら、かなり共感を持てると思いますので、お試し下さい。

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