今年もあと4日

某取引先からニュースレターが届きました。いきなり「新年明けましておめでとうございます」などと書かれておりましたが、まあフライングは良しとしましょう。

その会社の社長がなかなか面白いことを挨拶文で書いていました。
以下に転載します。

…前略…
さて、最近いろいろな場所で「売れていない」「売れなくなった」ということをよく聞きますが、なぜ売れていないのか?ということになると、大抵は「景気が悪いから」「売れるものがない」とかいう答えが多いです。しかしこれでは解決策はありません。

不景気だといっても国内総生産や国内総支出はわずかでもプラスに転じているということです。ということは、悪いという声があるにもかかわらず一方で同じ規模の売れている分野があるということになります。

先日もある喫煙具メーカーの人が「喫煙人口が減ったからライターが売れなくなったでしょうか」と言われていましたが、そうではないと思います。私は喫煙しますが、ライターはここ数年買ったことがありません。引き出しの中に使い捨てライターが山ほどあり、Zippoなどの金属ライターでも10個くらい所有しています。

つまりもう買う必要はないのです。どんなものでもそうですが、今既に所有しているものと同じような機能のものならばいくらお金を持っていても買うことはありません。
「もの」というものは形に残る「もの」もあれば形に残らない「もの」もあります。生活が豊かになると必需品と言われるものから「楽しさ」「感動」「経験」を与えてくれる「もの」へ、さらには自らが与えていくことに興味や価値観が変化して行くと言われていますが、まさに今の日本の消費傾向は新しい生活価値へ進化しているのではないかと思います。

物質としての「もの」だけのニーズは確実に減少し、精神的な充足や感動を求める人や世代が増加していると考えられます。そういう意識の変化にビジネスが適応するには従来と同じ種類のものを売ることから変わって、今までに無かった「もの」を売るか、または「もの」を使って新たな体験の場やサービスを創造していくことかも知れません。

…後略…

これはいわゆるエクスペリエンスマーケティングとか体験価値とかいうお話になると思います。でもこれは言うのは簡単だけど実践は難しいんですよ。
ウチも何年も前から意識して取り組んでいるけど、演出力が足りないせいかまだまだです。ただ、間違いなく世の中の流れはこちらに行くと思いますので、難しいで止めることなく取りくみ続けていくつもりですが。

来年も「面白い」、「他にない」、「楽しい店」を作るためにいろいろ考えていくつもりです。

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