かわとかわ

「かわ」と一言でいうと、いろんな漢字が当てはまりますが、靴とかにおいては「革」という言葉を使います。たまに「靴の皮」と表現する人もいますが、これは間違いだったりします。

その違いは何かというと「皮」は英語で言うところの「SKIN」で、動物の表皮の状態です。

そのまま、靴やカバンに使うと腐ってしまうので、何らかの加工をして腐らないように変化させるんですね。その工程を鞣す(なめす)というのですね。英語で言うとTANNING(タンニング)です。それを行なって、長期保存可能な状態にしたものが「革」になるのです。

「革」が英語で言うところの「LEATHER」です。日本語だと同じ発音だけに迷いやすいですが、英語だとはっきり違いがあるのです。

そのタンニングをする業者をタンナーと言います。タンナーによって風合いや仕上がりに違いがあり、それぞれに得意とする革などの特徴があります。やはり有名なタンナーはヨーロッパに多く、特別な革は一部の靴メーカーにしか卸さないなんてこともあります。

例えばベルルッティだけが使っているベネチアンレザーというのは、どこでどのようにして作っているのか一切秘密で、まさにすべてが謎な門外不出の革だったりします。

なめしには幾つかの方法があり、いまはクロムなめしと他のなめし方を組み合わせるなどの複数の工程を経ることが多いです。

なめしは下準備をしてから、なめし材によって名前が変わります。硫酸クロムで鞣すと、クロムなめし、タンニンで鞣すとタンニンなめしなどの言い方になります。

なめし方によって仕上がった革の性質も変わりますので、お手入れのクリームなんかも変えたりします。

そして仕上げ作業でバフをかけて、オモテ面となめらかにすると普通の革、裏面にバフを掛けて毛を起こすとスエードなどになるのです。

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